若手社員にフォロー教育を実施し、エンゲージメントを高める
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入社2年目社員の現状
2020年度入社組の方々は、コロナの影響により、例年に比べ充分なOJTの機会を
得ないまま働いています。そして以下のような状況が続いている方が多いです。
<2020年度入社組が2年目となった今の状況・心境>
・入社式含めてリモートワークが進み、交流が深まっていない
・先輩社員や上司と机を並べて一緒に仕事をする機会が少ない
・ちょっとしたわからないことを聞きづらい環境にいる
・組織の横連携が見えず、会社全体の情報を得ることができず不安
・在宅勤務で、会社のイベントが少なく所属している感覚が薄い
入社2年目社員に担ってほしい役割り
2021年の4月には、新入社員の方々が入社し、
2020年度入社組の方々にも、一年先の先輩として担ってほしい役割があります。
<2020年度入社組が2年目となり期待すること>
・先輩社員として新入社員の仕事のサポート
・在宅勤務経験のある先輩社員として、新入社員の不安の解消
・仕事を覚えて自己完結できる仕事を増やす
・できることを増やして仕事の量を増やす
・若手としてチームに勢いや元気を与える
・チームの業務の効率化を考えた改善提案
・企業の変革を将来的に推進できるように育つ
入社2年目社員への取り組みで大切な考え
2020年度に入社2年目になる社員の方々に向けて、
弊社が実施した研修を振り返り、大切なポイントをまとめました。
【1】仕事でのコミュニケーションを学ぶ
成果を出すためには自分一人で抱えない。
日々コミュニケーションを大切にし、周囲の人に協力してもらって成果を高める。
【2】会社に愛着をもつ
あらためて入社時の想い、自分が誰の何に対して貢献したいか、
何のために働いているのか?を整理する。
【3】社会人としての自信をつける
社会人になって獲得してきた知識やスキルをあらためて言語化する。
後輩の指導・サポートにも活かす。
入社2年目社員 2020年実施済みプログラム事例
先述のポイントを踏まえ、
弊社で実際に実施したオンライン研修プログラムを紹介します。
研修の目的
困難な状況や制約の多い環境下でも、成果を追い求めるための姿勢や思考法を学ぶ
入社からの1年半を振り返り、社会人としての「自分の特徴(強み・課題や期待・価値観)」
を知り自らの成長プランを作成する
カリキュラム例
・変化の中にあって、成果を出すために必要なもの
・先輩社員の事例から成果を上げるコツを紐解く
→【1】仕事でのコミュニケーションを学ぶ
・社会人としての現在の私を知る
・自分自身の強みや弱み価値観を掘り下げる
→【3】社会人としての自信をつける
・職場からの期待のメッセージを受け取る
・2年目終了時までのありたい姿と行動プラン作成
→【2】会社に愛着をもつ
入社2年目社員 2021年カスタマイズプログラム案
ねらいの大枠は変更の必要はありませんが、
以下の点をカスタマイズすることで研修効果を高めることに繋がります。
【1】仕事でのコミュニケーションを学ぶ
【カスタマイズポイント】
リモートワークでも上司や先輩に遠慮せずに頼る方法を知る。
【3】社会人としての自信をつける
【カスタマイズポイント】
コロナ禍の困難な状況で1年頑張ったからこそ、遂げた成長があり、それを言語化し自信をつける
【2】会社に愛着をもつ
【カスタマイズポイント】
研修後のアクションプランに今後の2年後3年後の自身の姿を具体的に記載する。また、上司から
具体的な期待をフィードバックしてもらう。可能であれば、メンターをつけ伴走してもらう。
入社2年目社員 2020年実施済み受講者の声
「日々業務に追われ、自分を見直す機会がなかなかないので有意義な時間となりました。」
「目標達成に向け焦らず着実に成長していけるよう今後も日々の業務に励んで参りたいと思います。」
「テレワークが主となる環境ではありますが、「自問」「協働」思考ができるよう自らの業務を見直していきたいです。」
「同期を見習ってポジティブな発言、思考で仕事ができるように頑張りたいと思います。」
「同期の様子や考えを共有できたことで、共通点や相違点を理解することができました。」
「自分の現状や目標を同期と共有し合うことで、今後の自分のキャリアプランを少しずつイメージできました。」
「今回学んだWill/Can/Mustを自分の力にできるよう努力してまいります。」
「今後は自分自身で目標設定を行えるよう吸収した知識を活用していきたいです。」