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「トレーナー選びで失敗しない」ポイント! ~研修会社のコーディネーターの視点から~


目次[非表示]

  1. 1.研修を失敗しないためのトレーナー選びとは
  2. 2.トレーナーのスキルには、“ライブ感あふれる進行”ができることも重要

研修を失敗しないためのトレーナー選びとは

エナジースイッチは、研修会社の「コーディネーター」的な一面もあります。
クライアント企業の要望を汲み取りながら、それをかなえる外部のトレーナーをマッチングし、
研修当日に向けて、仕立てていくのです。

13年以上の場数を踏んでいますから、それなりにノウハウや実績もあります。
・・・が、正直、なかには“失敗”もありました・・・。
思い出しても身が凍る、研修の場がフリーズするような、事務局のクライアント人事の方の
ピリピリが空気で伝わってくるような、それはそれは恐ろしいシーンです。

そのような経験を積み重ね、確たる自信を持って大声で叫べるのは、
「研修は『何を伝えるかよりも、誰が伝えるか』が非常に大きい」ということです。
まったく同様の内容を、複数の教室に分かれて同時並行で進める研修などでは、
そのことが顕著に現れます。

きっとここは、“論理”ではなく、厄介なことに“感情”の部分なのです。
“相性”とも言えますが、“失敗”とまで言えるような展開の場合は、そういった個別性以前に、
汎用性のある地雷みたいなものがある、というのが、エナッチの見方です。

いくつかある「危険信号」のなかから、今日は、
台本を用意しているトレーナーには要注意
ということについてお伝えします。

トレーナーのスキルには、“ライブ感あふれる進行”ができることも重要

特に、人事の担当の方で、“きちんと手順通りに”仕事を進めたいタイプの方は、要注意です。
こういう方は、大雑把に進められると不安になり、事前にきちんと詰めておきたく、
細かく準備しているトレーナーを見ると、安心する傾向にあります。

・・・・が、「準備は普段からする」のが正しいのです。
その研修のために準備をするのではなく、普段から、どのようなリクエストや案件にも対応できるように、インプットしているのが、真にプロフェッショナルなトレーナーです。

そのような点から、弊社がもっとも「要注意」と感じるポイントのひとつが、
打刻された細かい台本を用意してくるトレーナーです。
研修は、ナマモノです。

受講者との掛け合いで進み、受講者がどういう玉を投げてくるかは、
その場になってみないとわかりません。

腕に覚えのあるトレーナーは、“ライブ感あふれる進行”を、みんな、大切にしています。

ですから、分単位で打刻された細かい台本を見たら、どうかお気をつけください。
そこには、“受講者”が存在しないからです。
そして、その裏側には、“自信のなさ”“不安”が、チラチラ見えるのです。

自分がどのような話をし、どのように進めるかだけの視点で作り込まれた台本、
これでONE WAYの研修を受講する社員の方々こそが、気の毒です。

ご担当者として、事前に、打刻したカリキュラムを確認するとか、テキストの事前チェックをしておきたいとか、ご不安はわかりますが、それはむしろ、“イケてない”トレーナーの得意領域です。

ぜひ、トレーナーの“ライブ”をもっとご覧ください。

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