自分の生き様を伝えるのが、私の提供しているコンテンツです。
自分が今の道を志すようになったのは、阪神淡路大震災がきっかけです。
当時、土木工学を学ぶ学生だったのですが、硬直した土木業界と、
一方で、地元神戸が地域のコミュニティのおかげで復興していく様を目の当たりにし、
知識や技術を磨いてもそれを生かす組織が活性化していないと意味がないと気づいたんです。
人間と人間社会の本質を学ぼうと、独学で、心理学、社会学、哲学の書籍を読み漁りました。
企業の人事を経て、プロとしてコーチングの仕事をするようになるのですが、コーチングというテクニックはできても、
組織の活性化がなかなかできませんでした。活性化しようとしても、組織のヒエラルキーやルールに押しつぶされるんです。
「泉は生意気だ」と何度言われたでしょう。でも、組織活性化のためには、上下関係や肩書きよりも大切なものがある、
言葉にならないけど自分が直感的に正しいと信じていました。その言葉にならないものを探し、開発してきた結果が今の場活に繋がっています。
独立してから心がけたことのひとつが、“他力本願”です。
全部自分でやるのではなく、仲間の力を借り、助け合って生きていく。自ら、コミュニティのなかでの繋がりを形成していきました。
とはいえ、自分も気づくと、あるがままではなく、周りの目や評価に合わせた“生意気でない泉”になりそうなことがあります。
でもやっぱり、そんな自分が嫌いなんです。だから、その殻をぶちやぶり、後悔しない生き方を目指しています。
そうやって生きてきた自分の生き様、ライフストーリーこそが自分のコンテンツとなっています。
意味や意義を理解できるエナジースイッチは私の場活パートナーです。
私の言っていること、分かりづらいですよね(笑)。
暗黙知の世界ですから、資料に落としたり、エビデンスを示したりということではないんです。
営業の人達からは、「売るのが難しい」と泣きつかれます(笑)。
場活を導入するときには、私と、エージェントの担当者、クライアントの事務局は、同志にならなければ、なかなかうまくいきません。
そうやって、一度場活を導入していただくと、満足していただける自信はあります。
エナッチは、そのことを感覚でわかってくれているのが、ありがたいです。
説明を求められた時に、「すべてを説明しきることは難しい」ということを伝えてくれる。
クライアントを納得させられる力というか、押し切れるというか。
エナッチは、創業の時期が近いですし、5周年の感謝会では、私が進行役を担わせていただきました。
波長が合うというか、これからもともに歩んでいきたい、シンクロしていきたいパートナーだと思っています。
(※)組織の成功循環モデルとは、関係の質→思考の質→行動の質→結果の質→関係の質(戻る)といった
サイクルが回ることで組織は活性化するという理論。